EAファーマで講演会案内のメール誤送信—医療関係者994件のメールアドレスが表示状態に
2025.10.27
ノウハウ
EAファーマ株式会社は2025年10月14日、講演会の案内メール送信時に誤操作が発生し、受信者同士のメールアドレスが相互に表示される形で一斉送信してしまったと公表しました。
目次
影響
- 対象件数:医療関係者994名のメールアドレス
- 漏えい範囲:メールアドレスのみ(その他の個人情報・機密情報なし)
- 二次被害:現時点で確認なし。ただしフィッシング等の可能性を踏まえ、注意喚起を行っています。
原因
人的ミスが直接の原因です。担当者がBCC欄で送信すべき宛先をTO欄に入力してしまい、併せてチェック体制の不備があったと同社は説明しています。
被害範囲はメールアドレス994件と限定的ですが、医療関係者を狙うフィッシングの踏み台になり得るため組織側のメール誤送信対策が重要です。配信専用システムへの移行、宛先ガードの技術的対策、訓練の定例化を同時に進めることで、同種事故の再発リスクを大きく下げられます。


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